2015-01-28から1日間の記事一覧

古今和歌集「世の中に絶えて桜の~」解説・品詞分解・現代語訳

「黒=原文」・「赤=解説」・「青=現代語訳」 作者:在原業平(ありわらのなりひら) 渚院にて桜をよめる世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし 絶え=ヤ行下二段動詞「絶ゆ」の連用形なかり=形容詞「無し」の連用形せ=過去の助動詞「…

古今和歌集「袖ひちてむすびし水の~」解説・品詞分解・現代語訳

「黒=原文」・「赤=解説」・「青=現代語訳」 作者:紀貫之(きのつらゆき) 春立ちける日よめる袖ひちて むすびし水の 凍れるを 春立つけふの 風や解くらむ ける=過去の助動詞「けり」の連体形、接続は連用形。る=完了の助動詞「り」の連体形、接続はサ…

論語『道之以政、~』書き下し文・現代語訳

青=現代語訳・下小文字=返り点・上小文字=送り仮名・※赤=解説 子曰ク、「道レクニ之ヲ以レテシ政ヲ、斉レウルニ之ヲ以レテスレバ刑ヲ、民免レテ而無レシ恥。 子曰く、「之を道(みちび)くに政を以(もっ)てし、之を斉(ととの)うるに刑を以てすれば、…