源氏物語『若紫』(2)問題1(若紫との出会い・北山の垣間見)

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このゐたる大人、「例の、①心なしの、かかるわざをしてさいなま②るるこそ、いと③心づきなけれ

いづ方へか ④まかり⑤ぬる。⑥いとをかしう、やうやうなりつるものを

⑦からすなどもこそ見つくれ」とて立ちて行く。髪ゆるるかにいと長く、⑧目安き人なめり

少納言の⑨乳母とぞ人言ふ⑩めるは、この子の後見なる⑪べし

尼君、「いで、⑫あな幼や⑬言ふかひなうものしたまふかな

おのがかく今日明日におぼゆる命をば、何とも思したらで、すずめ慕ひたまふほどよ。

⑭得ることぞと、常に⑮聞こゆるを、心憂く。」とて、「こちや」と言へば、ついゐたり。

面つきいと⑯らうたげにて、眉のわたりうちけぶり、⑰いはけなくかいやりたる額つき、髪(かん)ざし、いみじううつくし。

⑱ねびゆか ⑲むさま⑳ゆかしき人かなと、目とまりたまふ。

㉑さるは、限りなう心を尽くしきこゆる人に、いとよう似㉒たてまつれるが、㉓まもらるるなりけりと思ふにも、㉔涙ぞ落つる


問題1.⑨乳母、⑭得、の漢字の読みを答えよ。



問題2.①心なし、③心づきなし、④まかり、⑮聞こゆ、⑰いはけなし、⑱ねびゆく、⑳ゆかし、㉑さるは、のここでの意味を答えよ。さらに敬語であるものを2つ選んで番号で答え、敬語の種類(尊敬・謙譲・丁寧)のどれであるかも答えよ。








敬語:
敬語の種類:

敬語:
敬語の種類:


問題3.②るる、⑤ぬる、⑩める、⑪べし、⑲む、の助動詞の文法的意味として、「ア~ス」の記号から適当なものを一つ選んで答えよ。
ア.過去  イ.詠嘆  ウ.完了  エ.受身  オ.尊敬  カ.自発  キ.可能  ク.推量  ケ.意志  コ.婉曲  サ.推定  シ.伝聞  ス.存続






問題4.「⑯らうたげに」と同じような意味を持つ品詞を本文の中からそのまま抜出せ。

答え:


問題5.「㉒たてまつれ」は誰を敬っているか(敬意の対象は誰か)を「ア~オ」の記号の中から答えよ。
ア.光源氏  イ.尼君  ウ.藤壺  エ.若紫  オ.惟光朝臣


問題6.「⑥いとをかしう、やうやうなりつるものを」、「⑦からすなどもこそ見つくれ」、「⑧目安き人なめり」、「⑫あな幼や」、「⑬言ふかひなうものしたまふかな」、の現代語訳を答えよ。


問題7.「㉓まもらるるなりけり」を例にならって品詞分解し、説明せよ。また、現代語訳せよ。

例:「い は/れ/ず。」
いは=動詞・四段・未然形
れ=助動詞・受身・未然形
ず=助動詞・打消・終止形

品詞分解:「ま も ら る る な り け り」









現代語訳:


問題8.「㉔涙ぞ落つる」の理由を答えよ。

理由:

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